和平をめぐるウクライナとロシアの2回目の直接交渉が2日、トルコのイスタンブールで行われ、ウクライナ側からはウメロフ国防相、ロシア側からはメジンスキー大統領補佐官らが出席した。ウメロフは交渉後の会見で、病気や25歳未満の捕虜交換と戦死した兵士6000人ずつの遺体交換で合意したことを明らかにした。ウクライナ側が提示した「少なくとも30日間の無条件停戦」はロシア側が拒否したという。双方は文書にまとめた和平案を提示し、今後も交渉を継続することで合意したものの、主張の隔たりは大きく、交渉の難航が予想される。