イラン革命防衛隊は2日、「もし攻撃が続くならば、ペルシャ湾に安定したエネルギー市場は存在しなくなる。私たちはまだ戦争状態にある」などとする声明を出した。ロイター通信はアメリカ政府高官の話として「イラン軍がペルシャ湾で艦艇に機雷を積み込んだとみられる」と報じた。イスラエルとの攻撃の応酬が始まった先月13日以降の動きで機雷はまだ海に置かれてはいないものの、イランがホルムズ海峡封鎖を真剣に検討している可能性があると指摘している。ホルムズ海峡は世界の石油やガスの需要の約2割が通過する大動脈で、封鎖されれば石油の約9割を中東に依存する日本には大打撃となる。柳澤は「仮に封鎖することになれば、イラン自身も影響を受けることになる」とコメントした。