イスラマバード支局長・太田佑介の解説。パキスタンでは生活が苦しい世帯の多くが川のそばで暮らしていて、そうした人々が洪水の影響を受けている。初期段階で推計14億ドル、2000億円以上の損失が見込まれていて損失額は今後さらに増加するとみられている。インダス川支流の上流に位置するインドはダムの決壊を防ぐために放流を続けているが、パキスタン側は本来、共有されるはずのデータがインドから送られてこなかったことで対応が遅れ被害が拡大したと主張。パキスタン政府は国を挙げて大規模な治水対策に取り組むとしているがどこまで対策が進むかは見通せない。専門家からはインフラ整備の遅れによる人的側面もあるとの指摘も出ている。
