災害時にも活躍する未来の家「インフラゼロハウス」(無印良品が開発)を取材。洗い物やシャワーなど生活で使った水をどうするのという疑問を解決するのが、水循環システム。およそ200リットルの水を蓄えており、その水を浄化し循環させているため、水道もいらず排水の必要がない。水循環システムを使えば汚れた水も2時間ほどで浄化できる。インフラゼロハウスは現在、実証実験中。実証実験中のため5畳ほどのスペースをとっているが、改良を重ね、よりコンパクトにしていくという。屋根だけでなく外壁に太陽光パネルを設置したことで、およそ4日分の蓄電ができ、天気が良ければ更に長い時間、使用可能。早ければ来年までに実用化を目指すという。キッチン、シャワーなどの水回りスペースとベッド、トイレなどのスペースそれぞれ別々に運ぶことができるため、被災地などで需要に合わせて活用することも十分に期待できる。