石破総理は7日に行われた首脳会談でのトランプ大統領とのやり取りを明かし、万博に招待する可能性を示唆した。日本政府関係者は、トランプ氏には、万博の話題はかなり好評だったようだと強調する。万博では、トランプ政権にとって、重要な意味をもつ「目玉」が展示される予定となっている。それが、世界最大級の火星の石。政府効率化省を率いる実業家のイーロン・マスクは、かねて火星への移住計画を提唱。火星への飛行が可能な超大型ロケットの開発を進めていて、20年後には火星に自立型の都市を建設する計画もある。トランプ氏も1月20日の大統領就任式で、火星に星条旗を立てると宣言して話題になった。トランプ氏が万博に出席することになれば、盛り上がりに欠ける現状の起爆剤になる可能性もある。(毎日新聞)