アメリカのトランプ大統領は6日、非難の応酬が続くイーロン・マスク氏が率いる企業と政府との契約の見直しを検討する考えを明らかにした。また、マスク氏と話す予定はないと述べ、早期の関係修復に消極的な姿勢を示した。こうした中、アメリカメディアは、トランプ氏が3月に購入したテスラ車を売却する意向だと報じた。この車は当時、政府効率化省を率いたマスク氏への支持を示すために購入したもの。一方、マスク氏はSNSで「アメリカには新党が必要だ」とし、自身が行った新党設立の賛否を問うアンケートで、80%の賛成票が集まったと明らかにした。アメリカメディアは、かつての盟友であるトランプ氏との確執を激化させる可能性があるなどと報じている。