視聴者から「なぜ秋の空は高いというの?」と質問、正解は「雲が高いところにあるから」。 夏に見る代表的な入道雲やわた雲は地上~約2kmの間の高さにできるが、秋に見るうろこ雲やすじ雲は上空約5km~13kmの間にできる。秋は乾燥した風が日本にやってくる。地上付近の水分を含んだ空気が空の高い位置に移動する時空気は徐々に冷やされ含むことができる水蒸気の限界量が少なくなっていく。湿度が高い夏は早々と限界量を超え雲に変化していく。
冬は太平洋側の地域などでは乾燥しすぎて雲自体ができにくくなる。一方、春は夏の湿った空気の影響を受けて湿度が上がり空が白っぽくかすんでしまう。また夏の暑さで上昇気流が発生するため夏から秋にかけて対流圏は少し高くなるという。今回、饒村さんオススメの芸術的空模様を紹介。滝雲や彩雲などの映像を紹介した。ひつじ雲は空の低い位置にできるため塊が大きく見えて、うろこ雲は高い位置にできるため塊が小さく見える。見分け方は人差し指の先より塊が大きければひつじ雲、小指の先に隠れくらい小さければうろこ雲。
冬は太平洋側の地域などでは乾燥しすぎて雲自体ができにくくなる。一方、春は夏の湿った空気の影響を受けて湿度が上がり空が白っぽくかすんでしまう。また夏の暑さで上昇気流が発生するため夏から秋にかけて対流圏は少し高くなるという。今回、饒村さんオススメの芸術的空模様を紹介。滝雲や彩雲などの映像を紹介した。ひつじ雲は空の低い位置にできるため塊が大きく見えて、うろこ雲は高い位置にできるため塊が小さく見える。見分け方は人差し指の先より塊が大きければひつじ雲、小指の先に隠れくらい小さければうろこ雲。