米国・メリーランド州、ワシントン近郊のアンドルーズ空軍基地、バイデン大統領がおもむきロシアに拘束されていた米国人を出迎えた。ハリス副大統領も一緒。元海兵隊隊員やジャーナリストたちが帰国。ウォールストリートジャーナル紙・エバンゲルシコビッチ記者が拘束されてから491日。ロシア国内で取材中スパイ活動を行ったとして逮捕され、先月懲役16年の判決。ロシアとベラルーシで拘束されていた欧米人、ロシアの反体制派ら計16人の身柄が引き渡された。モスクワの空港でもプーチン大統領が出迎え。西側諸国で拘束されていたロシア人が帰国。スパイや殺人の罪で収監されていた8人。トルコが仲介した身柄交換。FSB・ロシア連邦保安庁のワジムクラシコフ工作員は5年前、ドイツ・ベルリンでロシアの反体制派指導者を射殺した罪で終身刑に。バイデン大統領は「素晴らしい気分。待ちわびていた」、プーチン大統領は「記者をロシアの刑務所に閉じ込めておくのは意味がない。米国側の諜報機関もロシアの諜報機関が直面する問題解決を考えてほしい」と語った。
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