プーチン大統領は17日、国防省の会議で演説し、「ロシア軍はウクライナ軍との戦闘で主導権を握っていて、今年だけで300以上の集落を制圧した」と主張した。そのうえで「軍事作戦の目標は必ず達成される」と述べ、「相手が対話を拒むなら歴史的な領土を軍事力で解放する」と強調した。ウクライナとの和平案では東部・ドンバス地方のロシアへの割譲が焦点の1つとなっていて、ロシアとしては協議が不調に終わった場合、軍事力で完全制圧する構えを改めて示したかたちだ。
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