岸田総理大臣は、G7サミット(主要7カ国首脳会議)に出席するため、開催国・イタリアに到着した。サミットでは、AI(人工知能)をめぐる国際ルールなどについて協議する見通し。サミットではウクライナや中東などの地域情勢のほか、アフリカなどからヨーロッパへ流入している移民問題などが主要なテーマとなる。AIの国際ルールや中国がEV(電気自動車)などを過剰生産し、不当に安い価格で輸出している問題でも意見が交わされる見通し。岸田総理としては、去年のG7広島サミットの成果を踏まえて、議論を主導することで存在感を示したい考え。