G7サミットでイタリアを訪れている岸田総理大臣はウクライナのゼレンスキー大統領と会談し、経済支援策などを明記した協力文書に署名した。岸田総理は「日本はG7をはじめとする同志国と連携し、ウクライナを強力に支援して参ります」と述べた。首脳会談で両首脳は、長期的な支援を実現するため、復旧、復興にむけた経済支援策などを明記した協力文書に署名した。この中で日本政府は、殺傷能力のない装備品の提供や地雷除去など、非軍事分野での支援を行う方針を示した。また文書には、ロシアによる新たな侵攻があった場合、24時間以内に政府間協議を行う規定なども盛り込まれた。2人の対面での会談は去年5月のG7広島サミット以来、およそ1年ぶりとなる。