プーチン大統領は中国・北京を訪問し、習近平国家主席と会談。プーチン大統領が5期目に入っての最初の外国訪問が中国となり、会談で習主席も「ロシアの良き隣人、友人、パートナーでいたい」と述べた。戦略的関係を深めるとした共同声明では、合同演習実施を含む軍事分野の協力拡大などが盛り込まれた。会見でプーチン大統領は、日本、アメリカ、韓国を念頭に、アジアでの閉鎖的な軍事同盟づくりは「極めて有害で非生産的だ」と中国とロシアで反対する考えを示し、習主席は「世界の多極化」を訴えるなど、アメリカ主導の国際秩序に対抗する姿勢も見せた。