前代未聞の首脳会談。ロシアとの停戦協議をめぐり、アメリカ・トランプ大統領×ウクライナ・ゼレンスキー大統領がカメラの前で激しい口論を展開した。ホワイトハウスで首脳会談を行ったアメリカ、トランプ大統領とウクライナゼレンスキー大統領、和やかな雰囲気で始まったと思いきや、会談後に調印は行われず、共同記者会見もキャンセルされ交渉は決裂。両大統領の激しい言い争いに会見場にいたウクライナの駐米大使は思わず顔をしかめる事態に。その発端となったのはトランプ大統領がロシア寄りの姿勢を見せていた理由を記者に聞かれたときのことだった。会談の決裂を受け、ドイツの次期首相への就任が確実視されているメルツ氏は「私たちは良いときも困難なときもウクライナと共にある」とSNSに投稿。一方、ロシアのメドベージェフ前大統領は通信アプリに「恩知らずな豚が豚小屋の主人からしっかりと平手打ちされた」と皮肉った上で「これは有益だがそれだけではじゅうぶんではない」と投稿している。