トランプ政権相互関税第二弾発動。フランスワインにも影響。世界有数のワイン産地ブルゴーニュ地方で130年以上ワインを製造・輸出をしているドロネーさん一家。最大の取引先はアメリカで、輸出の3割を占めているそうで、関税引き上げは誰も得しないと厳しく批判していた。トランプ政権がEUに課した相互関税は20%。ワインは価格がわずかに上がるだけで売上に影響するそう。誰が関税を負担するのか、輸入業者と水面下で交渉が始まっているとドロネーさんは話していて、アメリカに向けた売上は25%減少すると予想しているという。また先月EUが打ち出した報復関税に対し、トランプ大統領がEU産ワインなどに200%の関税課すと脅したことで、先行き不透明となりアメリカへのワイン出荷が停止された。EUは15日にも報復関税発動方針。フランス産ワインなどの輸出額は相互関税が続けば年間1300億円減少すると試算されている。まもなくワイン出荷は再開予定だが、はたして売れるのか、不安は残る。スタジオでは「非合意な政策が招いていることなので対応が難しい」などとコメント。