ユナイテッド航空は、堅調な航空需要を受けて、ボーイングとエアバスに新たに航空機110機を発注したと発表した。ユナイテッド航空の事業戦略を担当する責任者が、テレビ東京の単独インタビューに応じ、日本人客の需要が、今後半年で急速に回復するとの見通しを示した。ユナイテッド航空の日米を結ぶ路線の需要は、コロナ前の2019年を15%上回るペースで回復している。現在、5路線を運航する羽田発着便についても今後7路線に増やす計画。日本路線を含め、世界で急速な航空需要の回復が進むなか、特に力を入れるのが、ビジネスクラスだ。富裕層を中心に、ビジネスクラスの需要が堅調ななか、ユナイテッド航空も、ビジネスクラスで、新たなアメニティの導入を発表するなど、サービスを強化している。日本人の海外旅行需要が回復するこのタイミングで、日系エアラインを好む、日本の利用客も、さらに開拓していきたいとしている。