元トラックドライバーで運送業界について執筆している橋本愛喜さんが解説。今回のケースは運転席の後ろにあるベッドで休んでいたが、休憩時間の長さによって寝過ごすことを恐れて運転席で休む人が多い。座りっぱなしのドライバーはエコノミークラス症候群になりやすいのでハンドルに足を乗せて休む人もいる。時間外労働の規制については残業が減って給料が減るのであれば辞めるという声が橋本さんの元に100件以上も来ているという。ドライバーの健康を守るためには長時間労働の是正は絶対的に必要ではあると思うが、働き方と賃上げはセットで行わなければ運送業界は地盤沈下してしまう。ドライバーに誇りを持っている人がいるが、彼らのそういう依存した状態を変える必要はあると思うと指摘した。