まもなく開幕するパリパラリンピック、中でも注目を集める車いすテニス・小田凱人選手18歳はテニスの四大大会で通算4勝を挙げ世界ランキングは2位、初出場のパラリンピックで金メダルを目指す。持ち味は強烈なサーブ、それを生み出しているのが腹筋で車いすでは下半身がほとんど使えないため徹底的に鍛え上げてきた。小田選手は9歳のとき、骨に出来るがんの骨肉腫と診断された。失意の心を揺さぶったのが車いすテニス界のレジェンド国枝慎吾さんの常にトップで戦い続ける姿に憧れ追いかけてきた。今回の舞台パリは凱人という名前はパリの名所・凱旋門が由来で特別な思いがあるという。小田選手は「パリパラリンピックは宿命。優勝する」などとコメント。小田選手は現地時間の9月1日に初戦を迎える。