オーストラリア・ヨーク半島にあるホワイト水素の発掘現場は3年前に誕生したスタートアップ企業が見つけた。企業が目をつけたのは石油やガスの古い掘削現場で、地下に眠るホワイト水素を探索してきて、去年高濃度のホワイト水素を発見した。2011年カナダの企業がマリで爆発があった井戸を調査した結果高濃度の水素を発見し翌年水素を使った発電に成功し実用会への期待が高まった。研究者は「ホワイト水素がどこにどれだけ埋蔵されているかを特定していくことが課題」と話した。ホワイト水素が注目される理由は低コスト。地元自治体も経済効果に着目している。ホワイト水素について日本も情報収集していて、先月独立行政法人の担当者がホワイト水素の濃度を測る様子を視察した。