ステーキに天ぷらにピザ、食べたいものを好きなだけ食べられるバイキングは食の宝庫。都内のホテルにはこの時期多くの人が訪れる。90分制の食べ放題の楽しみ方は、料理や食材を好きなように組み合わせて食べられるのも醍醐味。そこでプロが教えるバイキング術「簡単アレンジ」を紹介。教えてくれるのは世界パスタ大会・初代チャンピオンの山田さん。イタリアンのみならずフレンチの三つ星レストランでの経歴を持ち、海外の飲食店も手掛ける食のスペシャリスト。今回協力してもらったのはバイキングだ大好きだという坂本さん・村上さんカップル。まずはいつものように好きなものを取り分けてもらった。村上さんは肉料理を中心に取ってきた。ステーキは通常、ステーキソースをかけて食べるが、バイキングに並んでいる天つゆと大根おろしを合わせてかけて食べると「和風おろしステーキ」になる。この即席おろしダレはハンバーグ・唐揚げのほか、魚料理にも相性抜群。次のアレンジは坂本さんのお皿から。シェフが選んだのはバイキングの定番メニュー・ピザ。山田シェフがピザに掛け合わせるのは、エビのソテーなど3種の魚介。魚介をそのままピザに乗せ、オリーブオイルをかければ香りも格段にアップ。そして最後にシェフがアレンジするのはポテト。ココに掛け合わせるのはビーフシチューとタルタルソース。ポテトにビーフシチューを具材ごとかけたら、タルタルソースも上にかける。ポイントは酸味のあるタルタルソース。シチュー料理の良いアクセントになるという。味が馴染みやすいよう、ポテトをフォークで潰して食べるのがポイント。