きょうイラン議会選挙の投票日だ。イランの外交を経済を展望する。保守強硬派が強固になれば、保守強硬派のライシ大統領の政策に影響を与えることになる。イランは抵抗の枢軸と呼ばれる反イスラエル・反米を掲げる武装組織の後ろ盾となり、欧米側と対立を深めている。議会選挙はこうした対立にどう影響を与えるのか。テヘランの油井さんが伝える。投票は今も行われているという。日本時間の今夜11時半まで続く。選挙結果の大勢は見えている。護憲評議会という組織が、最高指導者らが任命され、事前に候補者の絞り込み、改革派・穏健派の多くが失格している。このため、イランのメディアは、ライシ大統領と同じ保守強硬派が議会を占めるのは確実と伝えている。保守強硬派が掲げているのが、反イスラエル・反アメリカだ。