シリアは10年以上内戦状態だったが、この時にアサド大統領を軍事的に支援し続けたのがプーチン大統領。2人は盟友とも言える関係。しかし、2年前にウクライナ戦争が始まり、プーチン大統領のアサド大統領への支援が弱くなった。そのため、反政府勢力が一気に攻勢をかけ、今回の政権崩壊につながった。シリアの政権崩壊はウクライナ情勢と密接にリンクしているという。トランプ次期大統領はSNSで「プーチン氏はアサド大統領を守ることに興味を失った」「今がウクライナ戦争の『即時停戦と交渉開始』のタイミング」と投稿。ただ、停戦をめぐってはトランプ次期大統領とゼレンスキー大統領の隔たりが大きい。しかし、トランプ次期大統領はパリで行われたノートルダム大聖堂の再開式典に出席してゼレンスキー大統領、マクロン大統領と会談を行った。トランプ次期大統領はゼレンスキー大統領と握手をし、親密な様子を見せた。ゼレンスキー大統領は話し合いを続けていきたいとしている。