家族みんなで楽しめる農園がテーマのレジャースポットが人気となっている。都心から90分、千葉県鴨川市にある農園「苗目」。約1万坪の敷地にカフェやシェアファームなどが広がる遊べる農園。子どもたちが走り回っているのはファームパーク。入園は無料、出入りは自由。ポニーとの触れ合いもでき、農園スタッフに声をかければ餌もただでもらえる。ザリガニ池も大賑わい。釣り竿が常備されているので、スルメを餌にザリガニ釣りを楽しめる。大人が楽しめるのはシェアファーム。道具も肥料も用意されているので手ぶらでOKという手軽さ。野菜選びから育て方まで、農業スタッフが丁寧にサポート。来園できない間の世話も引き受けてくれる。そして農園内で一際人気のスポットがカフェ。土いじりはしなくてもここを目的に来るお客さんも多いのだとか。腕をふるうのは店長の竹内彩さん。ジビエは地元のイノシシ肉。仕上げに農園でとれたフレッシュバジルをたっぷりと入れ、地産地消にこだわったガパオライスが完成。ランチで人気の2種盛プレートは、ガパオの他にスパイスのきいたチキンカレー、ハーブサラダや野菜のおかずが山盛りで1500円。ジビエメニューはその時々で、猪のローストや猪ハンバーグなどがある。野菜好きの人向けにベジメニューもある。季節の惣菜たっぷりのランチプレートも定番。彩さんは、手間暇かけた野菜に魅力を感じて、自らスタッフに応募したそう。そんな彩さんの料理のモットーは「副菜もそのプレートの中の主役になれるように」すること。一皿を彩り、美味しさ、嬉しさも増してくれる。これぞ副菜の力。
