澳さんは証券会社を退職しオリーブ農家に転職した。目指したのはさっぱりしたオリーブオイルで、国内外の栽培方法を研究し海外では完熟してから収穫し搾油するが香川では完熟・完熟前のもの半々で搾油する。そこで澳さんは完熟するひと月前に搾油することを考えた。問題なのが人手で、澳さんは世界中からサポーターを募集し宿泊場所と食事を提供する代わりに収穫の手伝いを依頼した。しかし、完熟の実に比べ搾油量は5分の1で値段が高額になり売れなかった。
澳さんのオリーブオイルに惚れ込んでいる岸本シェフはオリーブオイルを使った新作料理を作る。
澳さんのオリーブオイルに惚れ込んでいる岸本シェフはオリーブオイルを使った新作料理を作る。