オーストラリアで成立した注目の法律。InstagramやTiktokなど6つのSNSが対象となる見込みで、きのう動画投稿サイトのYoutubeも禁止の対象に加わる可能性が浮上した。法律が施行されるまで半年。当事者であるオーストラリアの子どもたち、保護者たちはどう感じているのか。“SNSがあるとスマホに依存してしまう”などと禁止に賛成する声がある一方で、反対の声も多く上がった。18歳以上を対象に行われた世論調査では去年11月の時点で77%が法律に賛成している。子どもが安全にSNSを使うためには“家庭で管理することが必要”と考え、子どもたちのスマホを数週間に1度チェックするという保護者。法律の元となる報告書を作成した南オーストラリア州の州首相。SNSには良い点もあるとしながらも、そのビジネスモデルを問題視している。子どもたちから批判があることを理解したうえで、それでも法律を施行する必要があるという。