山梨県が打ち出している富士山登山鉄道構想。麓から5合目までをつなぐ有料道路、富士スバルライン道路上に軌道を整備。騒音や振動が少なく環境に優しい次世代型路面電車(LRT)を走らせることを想定。往復の運賃を1万円と想定した場合、年間約300万人の利用者を見込んでいる。登山鉄道が実現した場合一般車両、バスタクシーはスバルラインを通行できなくなるため排出ガス削減等のメリットがある。路面電車の運行本数を決め完全予約制を導入することで客の数をコントロール、混雑を抑えることも可能に。山梨県内の市町村長のうち半数が賛成を表明。富士吉田市・堀内茂市長は反対を表明。ことし4月に撮影された登山鉄道導入の予定地とされる富士スバルラインの様子。土砂崩れが発生、大量の土砂で道路が寸断。富士山登山鉄道に反対する会が発足、登山鉄道構想の撤回を求め署名活動を行っている。