7月の山梨県側の吉田ルートの登山者は5万5185人と、去年より16%減少し、夜間登山者は2579人と去年より76%減少している。富士吉田市は、弾丸登山や混雑対策などに効果が得られたとしている。しかし、7月からの死者数は、山梨県側で3人、静岡県側で4人の計7人と、去年の計4人を上回っている。富士山PR事務局は、富士山5合目にある景観の良い中腹ルートの散策など、山頂を目指さない富士山の楽しみ方を推進している。スタジオで玉川さんは「規制が始まった背景には世界遺産の問題があるそうですね。富士山が今のように人が多すぎる状態が続くと、世界遺産が剥奪される可能性があるんです。簡単に登れる山という認識があるのが問題かも」などと話した。