東京新橋にある居酒屋ではイワシを専門にしている。物価高の中、マイワシが家計の見方として注目されている。いま、近海の魚の値上がりが続いている。初物のサンマも不漁で価格が高止まりしている。東京中央卸市場ではカツオが過去10年間で最高値。1キロあたり1076円と去年同月と比べ2倍近く値上がり。全国有数の水揚げをほこる千葉県の銚子港では、近年まれにみるマイワシの豊漁。漁獲量は去年の約13倍。東京海洋大学の勝川准教授は「いわしは自然現象で爆発的に増えたり減ったりを繰り返している魚」とコメント。全国のマイワシ漁獲量(農林水産省のデータ)。水産研究機関によると、銚子沖では春先から海水温が下がっているため豊漁になっているのではとしている。料理研究家の土井さんオススメ料理を紹介。