サンマだけでなく、今が旬のカツオも大豊漁となっている。相模湾では生きの良いカツオが次々と釣り上げられていた。庄三郎丸25号船の中村友紀船長は「これからずっと11月ぐらいまで楽しめると思う」とコメントした。関東周辺の海でカツオが豊漁となる異例の事態が起きている。飲食店には新鮮なカツオを求めて多くの観光客が訪れていた。勝浦港市場食堂 勝喰の関和久代表は「良い商売させてただいている」と話した。一方、カツオの水揚げ量が28年連続で日本一を誇る宮城県の気仙沼港では、今シーズン不漁が続き水揚げ量も去年の2割以下。第38日昇丸の岡本茂漁労長は「カツオがいないし餌もない厳しい状況」と話した。さらに例年は脂が乗った3kgほどの「戻りガツオ」だが、今シーズンは1.5kgほどの小型が中心。この異例の事態について専門家は「カツオを北上させる暖流の黒潮が千葉県の沖から東に向かって北上しており、カツオが東北の沖合まで北上せずに南の海域にとどまったことが要因だとみられる」という。
