きのう世界中をかけめぐったバイデン氏大統領選撤退のニュース。バイデン氏が後継に指名したのはカマラ・ハリス副大統領。年齢は59歳。81歳のバイデン氏と78歳のトランプ氏に比べると大幅に若返る。父はジャマイカ、母はインド出身の移民2世。黒人・移民などマイノリティー票獲得しやすい。日本時間午前1時前、後継者指名後初公の場で発言した。起訴されたトランプ氏を「検察官対重罪犯」の構図で追及するとみられる。一方、トランプ氏は「ハリス氏の方が簡単に倒せる」と余裕をみせている。ハリス氏が担当していた移民問題で追及する。共和党はさっそくハリス氏を矛先とした動画を連続投稿。移民問題が深刻化しているのはハリス氏のせいだなどとネガティブキャンペーンを展開。ロイター通信はハリス氏の陣営が24日の夜までに代議員の過半数の支持獲得を目指していると報じた。来月19日からの党大会を前に指名獲得を確実にすることで他の候補が名乗り出ることを阻止する狙いがあるとみられる。