大敗を喫してしまった民主党内では、責任者探しが始まっているという。無所属(民主党会派)・サンダース上院議員は6日、自身のSNSで、大統領選に敗れた民主党の体制を痛烈に批判した。サンダース上院議員は、かつて民主党の大統領候補指名争いにも名乗りを上げた左派の重鎮。民主党の重鎮・ペロシ元下院議長は8日、ニューヨーク・タイムズのインタビューで、バイデン大統領の撤退判断が遅れたことが、ハリス氏の敗北につながったと指摘している。大統領選を分析しているメリービル大学のアーロン・アスター教授は「彼女が本当にターゲットにすべきだったのは、政治ニュースに関心がない層だった」と話した。さらにハリス陣営の終盤での戦い方が、敗北に関係していると指摘した。