メリービル大学のアーロン・アスター教授はハリス氏が負けた理由について「選挙に関する調査結果によると、敗北の主な理由はインフレ。国民はバイデン大統領を責め、ハリス氏も続いて責められた。これを乗り越える策をハリス氏は打ち出せなかった」と説明。アメリカを襲う深刻なインフレ。2020年のバイデン政権発足直後から物価上昇が始まり、インフレ率は一時9.1%になった。その後、鈍化したが、依然としてアメリカ経済は厳しい状況にある。そうした状況でも選挙中、ハリス氏はバイデン大統領の経済政策を引き継ぐ姿勢を見せていた。