世間はGW食べ歩きにはいい季節。群馬・高崎にある人気店にも大勢のグルメ客が…と言えたのは去年まで。「カレーハウス 印度屋」2代目店主の周東祐一郎さんと店に入るが、賑わいは2度と戻ってこない。一年前は客がひっきりなしで、メディアにも度々紹介されていた印度屋。客のお目当ては「焼きチーズカレー」。愛されてやまない絶品メシ、2代目の周東さんは2023年28歳という若さで店を継いだ。創業者である先代に弟子入りし、先代が認める腕前になった。1983年創業した印度屋、初代店主の荒木隆平さんと妻の千波さんが夫婦二人三脚で人気店に育てた。その後、大病を患った荒木さんは後継者探しに乗り出し、そこに現れたのが周東さんだった。しかし、周東さんが店を継いだ1年後に、愛される店・愛される味を残して先代の荒木さんは還らぬ人に。周東さんが店を続けてくれる、それが夫に先立たれた妻の唯一の救いだった。先代が試行錯誤の末に作り出した”魂の味”。これを使ってくれと、託された手書きのレシピ。記された門外不出のスパイスの配合。あれから1年、火の消えた厨房。料理のぬくもりも消えて大切なスパイスも放置されたまま。先代からもらった手書きのレシピは”なくした”という。
口コミを見てみると、「二代目店主、気概は立派」と周東さんへの励ましがある一方、「なんか違う気がする」「先代の味が好みで通った方々にはお勧めしません」といった厳しい声も。後を継ぐ難しさ、客足は思うように伸びず。売り上げに苦しむ中で周東さんは、同時に営むダーツバーの利益を印度屋に注ぎ込んだ。総額2000万円ほどだという。結果、2025年2月に閉店。店を受け継いでから1年10か月後のことだった。
口コミを見てみると、「二代目店主、気概は立派」と周東さんへの励ましがある一方、「なんか違う気がする」「先代の味が好みで通った方々にはお勧めしません」といった厳しい声も。後を継ぐ難しさ、客足は思うように伸びず。売り上げに苦しむ中で周東さんは、同時に営むダーツバーの利益を印度屋に注ぎ込んだ。総額2000万円ほどだという。結果、2025年2月に閉店。店を受け継いでから1年10か月後のことだった。
住所: 群馬県高崎市飯塚町445−1
URL: https://indoya.jp/
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