米国を訪問しているイスラエル・ネタニヤフ首相は24日、米国議会の上下両院の合同会議で演説し、「米国とイスラエルは共に立ちあがらなければならない。1つだけ伝えるために来た“われわれが勝利する”」と述べ、イスラム組織ハマスの打倒を目指す考えを強調した。ネタニヤフ首相はハマスに拘束されている人質について「解放に向けて精力的に取り組んでいる」と強調した。ネタニヤフ首相は「バイデン大統領のイスラエルに対する心からの支援に感謝する」とし、「米国による軍事支援を加速させれば、ガザ地区での戦闘の早期終結につながる」と強調した。ネタニヤフ首相が演説を行った米国連邦議会周辺では、ガザ地区への攻撃を続けているイスラエルを非難する数千人規模のデモが行われた。参加者からはイスラエルに支援を継続するバイデン政権への不満の声も聞かれた。