今回のG7サミット、2日目の明日はAI・人工知能について議論する。その議論にゲストとして招待されているのがローマカトリック教会のフランシスコ教皇。G7で教皇が演説するのは初めてでAIということで関心が高まっている。実は教皇、AIに強い危機感を抱いており“AIが偽情報の拡散、差別、選挙への干渉、監視社会などに使用されれば対立をあおり平和を妨げる危険性がある」などとAIの悪用に警鐘を鳴らしている。更にAIの軍事利用に関しても強い懸念を表明している。学生時代には科学者を目指していたとされる教皇、科学技術の発展は人類に多大な恩恵をもたらしたとする一方で、人類や地球を消し去る技術も生み出したと指摘している。