米国を訪問しているイスラエルのネタニヤフ首相は25日、バイデン大統領そして、大統領選挙で後継候補となる見通しのハリス副大統領と相次いで会談した。ハリス氏は記者会見でイスラエルの自衛権を認めながらも「自衛のしかたが重要だ」と述べた。ホワイトハウスは停戦合意は成立可能だとしておりバイデン大統領は停戦合意を残りの任期での最優先事項にしている。会談に先立ち、イスラエル軍は10月7日の攻撃で殺害された人質5人の遺体をガザ地区から収容した。ホワイトハウスでは人質になっている米国人の家族が大統領とネタニヤフ首相と面会した。先ほど会見を行ったハリス副大統領は停戦を求めるアメリカ国民に対して「あなたのことは見えている。要求は聞こえている。この合意を成立させよう」と伝えた上で2国家共存による解決に取り組むと改めて述べた。