長野県駒ヶ根市の果樹畑にあるキウイが大豊作となり、2本の木に3000個の実がなったという。身の大きさは、例年の1.5倍。1個110グラムから、大きいもので130グラムになることもあるという。切ってみると、きれいな黄色をしている。キウイフルーツの大本は、中国のシナサルナシという植物。1904年に旅行者がニュージーランドに持ち込んだあと、栽培果樹として改良され、キウイフルーツとなった。日本には1960年代にニュージーランドから輸入され、全国に拡大。豊作の理由について、果樹農家の遠藤さんは「ニュージーランドと同じような気候になった。まったく雨が降らなかった」と話した。地域の道の駅では、1パック7入りで、キウイ1個あたりおよそ40円だという。東京都内だと、およそ110円なので半額以下とのことだった。一般的に、1本の木に収穫量はおよそ900個程度のことが多く、今年は1.6倍以上となっている。