岸田総理が会長を務めていた岸田派で、政治資金収支報告書への過少記載があったとみられることが分かった。これまでに裏金疑惑が取り沙汰されている安倍派の議員は松野官房長官を筆頭に岸田政権を支える閣僚や党三役ら10人で、安倍派では去年までの5年間で所属議員にキックバックした総額は約5億円の疑いがあり、10人以外にも多くの安倍派の議員に金が流れていたとみられる。疑惑が持たれている安倍派議員15人を一掃する案も浮上している。疑惑が持たれている安倍派議員は閣僚が4人、副大臣が5人、政務官が6人である。政務三役に二階派は6人おり、岸田派は12人いる。石破茂元幹事長は昨夜、岸田総理の責任の取り方について「予算が通ったら辞めますはアリ」という風に言及した。