中朝“開かずの橋”なぜいま開通?。中国と北朝鮮を結ぶ新しい橋がきょう開通した。きょう午前に行われた橋の開通を記念する式典の様子を紹介。新しい橋の名前は「新鴨緑江大橋」。全長3キロで車が行き来することができる。この橋は10年以上前に完成していたが“開かずの橋”となっていた。開通したのは中朝の国境を流れる鴨緑江に架かる橋。これまで中国と北朝鮮の貿易は主に新しい橋から約10キロ北にある中朝友誼橋を通じて行われてきた。鉄道も通り、北朝鮮の最高指導者・金正日総書記や金正恩総書記が中国を訪れる時の特別列車もこの橋を通っていた。この橋は戦前に造られたもので古く輸送能力も限られているため、新しい橋が2014年に建設された。橋が造られた2010年代半ばは北朝鮮が中国が嫌がる核実験などを強行。これに起こった習近平政権は北朝鮮に対する制裁決議に賛成するなどして中朝関係は冷え込んだ。この間、橋は開通しなかった。2018年に金正恩総書記が電撃訪中。翌年には習主席が訪朝し関係が改善すると思われたが、2020年に新型コロナで北朝鮮が国境を封鎖。去年、金総書記が抗日戦争勝利80年式典で訪中し一気に関係強化が進んだ。今年は習主席も訪朝。こうした中で今回の橋の開通への流れが作られたと考えられる。中国と北朝鮮の間で物流が盛んになることは間違いない。
