原田キャスターのスタジオ解説。北朝鮮の最近の動きには日米韓の結束を乱そうという思惑が見て取れる。金総書記の妹・金与正は「岸田総理が平壌訪問する日が来るかもしれない」という談話を発表した。また、金総書記自身が能登半島地震のお見舞いの電報を岸田総理に出している。ミサイル問題や拉致問題などを棚上げして岸田総理が訪朝することはありえない。北朝鮮は日本に接近するのは、韓国政権の対日融和政策を妨害しようという思惑がありそう。北朝鮮は「もしトラ」に期待している。トランプ前大統領は米軍の韓国駐留を疑問視していて、11月の選挙でトランプ大統領が誕生しアメリカが韓国から軍を引き上げれば北朝鮮はその重圧から解放される。北朝鮮の思惑に乗らず、日米韓の結束を確認する必要がある。