ロシア大統領選挙では、プーチン大統領が過去最高の約87%の得票率で圧勝した。ただ今回の選挙で初導入された電子投票によってデータ操作が容易になったことや、職場・学校で投票を強制されたなど、選挙の公正さには疑問の声もあがっている。また投票箱を燃やすといった選挙への反発とみられる行為も各地で行われた。さらに投票最終日の正午頃には、亡くなったナワリヌイ氏の支持者が投票所に列を作り、プーチン氏以外の候補者に投票する動きもみられた。これについてプーチン氏は「効果はなかったとみている」などと発言し、その上で「ナワリヌイ氏の死は悲しい」などと初めてナワリヌイ氏について言及した。今回の選挙に欧米各国から批判の声が上がる中、中国の習近平国家主席はプーチン氏に対して祝電を送ったという。また北朝鮮の金正恩総書記も祝電を送ったという。プーチン氏は今回の当選により、83歳まで続投することができるとのこと。