北朝鮮メディアによると、金正恩総書記は一昨日と昨日にかけて、狙撃兵の小銃を生産する国防企業などを視察した。金総書記は自ら小銃を試し撃ちして性能を確認し、世界的水準だとする威力について高くたたえたという。また今年から軍に配備される新たなロケット砲の生産状況も確認した。ロケット砲を載せる車両を金総書記も運転するなどして、性能を確かめたという。視察を受け金総書記は「生産力を拡大して軍の戦闘力の強化を力強く加速させる」と強調した。北朝鮮は国防企業にオートメーションが導入されていると強調していて、軍需産業が近代化されていることをアピールする狙いがあると見られる。