水曜日、厳戒態勢が敷かれた中国・北京の天安門に北朝鮮の金正恩総書記、ロシアのプーチン大統領が姿を見せた。習近平国家主席は握手を交わし、出迎えた。3人が肩を並べて歩くのは初めて。軍事パレードでは最新の戦闘機や、中国からアメリカ本土まで到達する新型弾道ミサイルなどが登場。習主席が2人に説明する様子もみられた。パレードは1時間半にわたって行われ、終了後のレセプションにも3人揃って登場。会場を後にする際には、プーチン大統領とキム総書記がどちらが先に車に乗るか譲り合いする場面も。この日の午後にはロシアと北朝鮮による首脳会談も行われ、ロシアメディアによるとプーチン大統領が金総書記をロシアに招待したという。そして金総書記は翌日には習主席と会談し、習主席は「両国は運命共同体で、助け合う良き隣人で同志だ」としたうえで「軍事パレードへの出席は友好関係のさらなる発展に向けた重要な機会になる」と述べた。これに対し金総書記は「国際情勢がどのように変化しても、北朝鮮と中国の友好的感情は変わらない」と応じた。冷え込んでいた中朝関係だが、アメリカのトランプ政権への対応を念頭に関係改善することで互いの思惑が一致したとみられる。
