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「キーウ(ウクライナ)」 のテレビ露出情報

ロシア軍はウクライナのエネルギー施設を標的にした攻撃を繰り返している。ロシアによる軍事侵攻が始まった2022年のウクライナの電力供給の割合。原子力54%、火力29%となっている。しかし、国内最大のザポリージャ原発はロシア軍に占拠され稼働が停止。さらに今年に入り、火力や水力の発電所がかつてないほど破壊された。まもなく訪れるこの冬。厳しい電力不足に陥るおそれが指摘されている。首都キーウの中心部。通りの真ん中に展示されているのは、ロシア軍の攻撃を受けて破壊された火力発電所の一部。被害を知ってもらおうと、ウクライナの電力会社が9月から展示している。今年の春ごろからロシア軍によるウクライナのエネルギー施設への攻撃が激化。ウクライナの研究機関のまとめでは、3月から5月の間だけでも少なくとも9つの火力や水力の発電所が破壊された。ことし4月に破壊された、キーウ州最大の火力発電所。建屋は6発のミサイル攻撃を受け、発電機やタービンが大きく損傷している。IEA(国際エネルギー機関)は、“ウクライナの電力供給の能力はことし半ばの時点で軍事侵攻前のおよそ3分の1に低下した”と指摘している。これまでは計画停電を行うことで、少ない電力をやりくりしてきたウクライナ。電力を確保できなければ、電気で動いている暖房や水道などの生活インフラも止まりかねないと懸念されている。ことしの冬は、さらに状況が悪化すると見られ、市民も不安を隠しきれない。
ウクライナでは新たな電力源に目をつけ、みずから電力を確保しようとする動きも出ている。北西部・ジトーミル市の病院では、先月までに、合わせて200枚以上の太陽光パネルを設置。最大で大型の自家発電機1つ分ほどの電力が得られるという。NGOが海外からの寄付などをもとに、各地の病院などおよそ30か所に設置を進めてきた。地域の基幹病院で重篤な患者も多いこの病院。太陽光発電を加えることで停電への備えを強化し、人々の命を守ろうとしている。ウクライナ・ハルシチェンコエネルギー相は、国際社会の協力の下、国を挙げて対策に臨む姿勢を強調した。地域によっては、毎日のように数時間単位の計画停電が実施されている。ウクライナではボイラーなどで暖めた熱源をパイプラインで循環させて建物を暖めるシステムというのが一般的。電気が止まると、このシステムも動かせなくなる。今後の戦況に大きな影響を与えるのが、米国大統領選挙の行方。ウクライナ情勢への対応について、ハリス副大統領は現政権の方針を踏襲すると見られる。一方、トランプ前大統領は支援に消極的な姿勢を示してきた。どちらが勝つのか、今、世界が注目している。

他にもこんな番組で紹介されています…

2025年1月30日放送 4:15 - 5:00 NHK総合
国際報道SPOT LIGHT INTERNATIONAL
財政支援 一時停止について解説。ニューヨーク州やカルフォルニア州など民主党が地盤の州の司法長官はオンラインで合同記者会見をし、法廷闘争に乗り出すとしている。財政支援の一時停止に伴う混乱は国内だけではない。トランプ大統領は外国の援助についても一時停止する大統領令に署名。ウクライナでもゼレンスキー大統領が民間の支援に影響を及ぼしていると実態調査の対処すると明らか[…続きを読む]

2025年1月24日放送 6:30 - 7:00 NHK総合
NHKニュース おはよう日本ウクライナ 電力危機の冬
ロシアがウクライナへの軍事侵攻を始めてから、来月で3年がたつ。この間、ロシア軍は各地の発電所などに攻撃を繰り返し、ウクライナの発電能力は侵攻される前のおよそ3分の1まで低下したとみられている。去年4月に火力発電所がミサイル攻撃を受けたときの映像を紹介。大規模な火災が発生して、1週間燃え続けた。こうした攻撃のあとには計画停電が実施され、市民は不自由な暮らしを強[…続きを読む]

2025年1月23日放送 10:00 - 10:05 NHK総合
ニュース・気象情報(ニュース・気象情報)
ウクライナ・ゼレンスキー大統領は21日、スイス東部のダボスで記者団に対して、NATO(北大西洋条約機構)への加盟について「米国しだいだ」とした上で、「トランプ氏が加盟させる用意あればわれわれは参加し、その準備ができていなければ入らないだろう」と述べた。ゼレンスキー大統領はNATOへの加盟を強く求めていたが、加盟の是非は停戦を睨んで、ロシア・プーチン大統領とも[…続きを読む]

2025年1月21日放送 21:00 - 22:00 NHK総合
ニュースウオッチ9(ニュース)
米国・トランプ大統領2期目の就任初日を世界はどう見たのか。各地から中継。中国総局・田中正良総局長が解説「就任演説について、中国の識者の1人は“米国の衰退を事実上認めたものだった”と冷ややかな受け止めだった。中国が気にかけているのは、トランプ大統領が今後、対中政策をどの程度厳しくしてくるのかという点。演説では中国の名前を1回だけ挙げて、パナマ運河を取り戻すと述[…続きを読む]

2025年1月21日放送 19:33 - 20:00 NHK総合
クローズアップ現代トランプ政権再始動 “偉大なアメリカ”へ 転換のゆくえ
きょう未明、アメリカの第47代大統領に就任したトランプ氏。初日には40を越える大統領令などの文書に署名した。パリ協定からの離脱、WHOからの脱退、前政権の78の大統領令の撤回など政策転換が打ち出された。トランプ氏は「アメリカを再び偉大に」と強調している。
トランプ氏が偉大なアメリカを実現するためのカギの一つとしているのがエネルギー政策。ユタ州に住むフィリッ[…続きを読む]

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