群馬・前橋市に「世界一小さな書店」としてギネス世界記録に認定された書店がある。広さは約1畳で宇宙や自然などをテーマにした子供向けの絵本などおよそ300冊。書店をオープンしたのは渡邉辰吾さんで、大人が立ち入れない場所にしたかったという。渡邉さんは電気工事会社を経営し、電気の仕組みを教える教室を開くなど、地域の子供達と積極的に関わってきた。デジタル化が進む中で、今の子供達に不安を感じていた。子どもたちには五感をフル回転させてほしいと、子どもの遊び場を作り始め、遊具、植物の温室などを設け、無料で開放している。