雪の中を歩き回る巨大グマは鹿肉を仕掛けた300kg以上の箱罠をいとも簡単になぎ倒す。各地で相次ぐクマの出没。食べ物を求め人里まで行動範囲を広げている。クマによる人身被害も過去最悪のペースで発生し、駆除されるクマの数も急増。南部桧山衛生処理組合の上戸等場長は、9月と10月はフル稼働、今年は数が異常すぎると話していた。道南の上ノ国町では、今年に入り町内で駆除したクマの数は104頭と去年の約17倍。駆除したクマは通常、ハンターなどが解体し、処理場へ搬送される。しかし、駆除数が多くなったことで当日搬出できない場合も出てきていると上ノ国町 農林課の杉野匡課長が話していた。冷凍庫には1頭分しか入るスペースがなく、収容量を上回ることもあったという。江差町にある南部桧山清掃センターでは上ノ国町を含む周辺5町のごみ処理施設で駆除したクマの焼却処理も行っている。上戸等場長は、クマは1日2頭しか燃やせないのでだんだん燃やせなくなって、やっぱり腐ってくるのでそういった場合には埋め立てをするなどと説明した。
