今週は多くの指標が発表され、トランプ政権による関税政策の影響にも注目が集まる。16日(水)に発表されるアメリカの小売売上高は関税前の駆け込み需要により伸びが加速することが予想される。中国の貿易統計・GDPで中国経済が引き続き弱いことが示唆されると、貿易をめぐりアメリカに歩み寄る可能性もある。17日(木)にはECB理事会とラガルド総裁の会見が予定されている。トランプ関税を巡る混乱と景気鈍化懸念もあり、今回も「利下げ継続」との見方が大勢。18日には半導体大手「TSMC」や動画配信の「ネットフリックス」の決算が予定されている。