- 出演者
- 末武里佳子 曽根純恵 平野憲一
オープニング映像。
経済情報を伝えた。
米・トランプ大統領は6日、カナダとメキシコに発動した25%の関税を巡り、自動車以外の幅広い品目についても来月2日まで免除する大統領令に署名した。関税免除の対象はUSMCA(アメリカ・メキシコ・カナダ協定)が適用される製品。米政府によると、カナダからの輸入品の約4割とメキシコからの半数程度が該当するという。トランプ大統領は「相互関税」を4月2日に発動するまでの短期的な措置と説明した。
米・トランプ大統領は6日、日米安全保障条約について「日本はアメリカを守らない」と不満を示した。トランプ大統領は「日本とは素晴らしい関係を築いている」とした上でこのように述べた。日米安保条約に関し「日本とは興味深いディール(取引)がある」と皮肉を込めて語った。トランプ氏は1期目でも日米安保条約に関して「不公平な合意だ」と述べていた。一方、林官房長官はトランプ氏の発言について「アメリカが日米安全保障条約上の義務を果たすことに全幅の信頼を置いている」などと述べた。
米・ウィットコフ中東担当特使は、アメリカとウクライナの政府高官が来週サウジアラビアで会談する方向で調整中だと明らかにした。先月末の首脳会談が決裂して以降、高官同士の本格的な協議は初めて。ロシアとウクライナの停戦の他、鉱物資源の権益を巡る合意などが議題になる見通し。
EUはブリュッセルで特別首脳会議を開き、日本円で約128兆円の「欧州再軍備計画」を推進することで合意した。米・トランプ政権ががヨーロッパの安全保障に消極的な姿勢を示す中、自主防衛に注力しロシアに対する抑止力を強化する狙い。
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鎌倉プリンスホテル天気カメラからの映像を背景に天気予報を伝えた。
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ナスダックの大幅安と為替の5か月ぶりのドル安円高水準などを嫌気し、今朝の日経平均は506円安で始まった。ハイテクや自動車など輸出関連株が売られた他、長期金利上昇の中で金融関連株も安く、下げ幅は一時800円を超えた。その後は米国株先物の上昇などを支えにやや下げ幅を縮めている。
午前のマーケットについて平野憲一氏の解説。米国株は軒並み下落。1月の貿易収支の赤字額が日本円で約19兆3000億円と過去最大になった。トランプ関税発動前の駆け込み輸入によるものとみられる。ユーロ圏では、ECBの定例理事会の結果として政策金利を0.25%引き下げた。ラガルド総裁は「インフレ鈍化は順調に進んでいる」との認識を示した。昨日の日経平均は伸び悩み286円高で終わっている。今日の日経平均は円高やニューヨーク株安を受けて大きく売られ、一時3万7000円を割っている。全体観としては今晩の雇用統計発表を前に落ち着くまで個別株で行こうという流れが出ている。