シャラア暫定大統領はクレムリンでのプーチン大統領との会談でシリアの発展に大きな役割を果たし、シリアはロシアとの関係を全て再起動させるべく努力すると述べた。会談は2時間半以上に及び、政治から人道関係に至るまで幅広い2国間関係が議題となった。会談冒頭でプーチン大統領は両国の特別な関係に言及した。1年弱でロシア代表団はダマスカスを2回訪れプーチン大統領は電話で首脳会談を実施、初訪問となった。プーチン大統領は「80年以上にわたって国交を維持している。国交は1944年からロシアとシリアの関係は友好的なものだった。ロシアは政治的な状況や特別な利権に絡んだ関係を持ったことはなく数十年間シリア国民の利益のみを指針としてきた」などと話した。対してシャラア暫定大統領は「今新しいシリアに暮らしていて目標達成のために努力している。過程でロシアの役割は重要だ」とした。シリア代表団は2国間関係を再構築するために訪問、国連総会ではラブロフ外相との個別会談、8月には2回目の会合があった。今回はシャラア氏にとって最初の外国訪問。