生成AIの「ChatGPT」は1週間に1度以上利用している人が1億人存在しているという。グーグル・アマゾン・メタが参入し、イーロン・マスク氏も参入を明言している。生成AIは画像や音声など複数のデータを一度に処理する「マルチモーダルAI」も生まれていて、スマホに取って代わる事が期待されている。AIがカメラとセンサーで状況を把握することが出来るという。ペットの保険会社では保険金の支払い審査に活用し、審査の判断を1分未満でAIは行うようになった。保険金の支払いの根拠となるレントゲン画像にも活用したいという。フォーチュン誌によると、米企業ランキング上位500社のうち92%でChatGPTは既に活用されていて、マイクロソフトからの投資は約1兆9000億円にのぼっている。その一方で安全性への懸念も強く、記者のウィル・ナイト氏は捏造や改ざんをしないことが求められると指摘している。オープンAIのアルトマンCEOが解任された背景にも取締役会が安全性を重視したのに対し、アルトマンCEOがサービスの拡大を主張していたことがあると見られる。