近い将来起こるとされている南海トラフ巨大地震では広範囲で津波が想定されている。80年前昭和東南海地震で津波が襲った東海地方では避難場所の確保や水、食料の備蓄だけでなく、沿岸部にレジャーなどで訪れた人たちの安全を守る取り組みも重要になっている。80年前に起きた南海トラフ震源の地震では、三重県尾鷲市で最大9mの津波が何度も押し寄せた。この地震を体験したという野田敦美は92歳。当時中学2年生だったという。野田の叔母も犠牲になった。野田は過去に目を向け対策につなげることの大切さを訴える。
一方、最大3.7mの津波が予想されている豊橋市前芝地区で16年にわたって防災活動に取り組む岡村勝は69年前に作られた防潮堤の耐久性に不安を感じていた。そのため独自の防災マップを作成した。また、愛知県田原市で去年12月、太平洋側の沿岸に津波注意報が出されたとき場所によって避難しない人たちもいた。そのため豊橋市は対策を強化。近くの老人ホームの協力の元無料Wi−Fiを設置。市役所から海岸の様子を見ることができるカメラも設置し、避難していない人に防災無線で直接呼びかける。
一方、最大3.7mの津波が予想されている豊橋市前芝地区で16年にわたって防災活動に取り組む岡村勝は69年前に作られた防潮堤の耐久性に不安を感じていた。そのため独自の防災マップを作成した。また、愛知県田原市で去年12月、太平洋側の沿岸に津波注意報が出されたとき場所によって避難しない人たちもいた。そのため豊橋市は対策を強化。近くの老人ホームの協力の元無料Wi−Fiを設置。市役所から海岸の様子を見ることができるカメラも設置し、避難していない人に防災無線で直接呼びかける。